地域の課題解決プロボノプロジェクトについて
共助社会づくりの中核を担っている町会・自治会は、活動の担い手不足等により、十分に地域の課題に対応できない団体も多くあります。そこで東京都では、企業の社員等の業務経験やスキルを活かしたボランティア活動「プロボノ(※)」の仕組みを取り入れた「地域の課題解決プロボノプロジェクト」により、積極的に取り組む町会・自治会の活動を支援しています。
※ プロボノとは、ラテン語の「公共善のために」(Pro Bono Publico)に由来する言葉
課題解決事例勉強会の動画の配信について
「プロボノ」を活用した取組事例を広く紹介することで、地域の課題解決を目指す町会・自治会にこの取組を活かしていただけるよう、令和2年11月8日に課題解決事例勉強会を開催しました。
この様子を撮影した動画を配信しておりますので、視聴をご希望の方は以下の方法でお申込みください。
1 内容
2 申込み方法
(2)Eメール
以下の6項目を記載の上、メールにてお送りください。
所属団体名、所在区市町村、構成世帯数、お名前、役職、電話番号
宛先:mytown(at)servicegrant.or.jp ※(at)を@に変更して送信してください。
令和2年度の事業について
次の3つのプロセスにより実施します。
1の「地域の課題解決 入門講座」に参加いただいた団体のうち、希望される団体へ2の「地域の課題解決 支援プログラム」による支援を行い、課題解決に向けた取組を実施します。また、地域の課題解決を目指す多くの町会・自治会にこの取組を活かしていただけるよう、3の「地域の課題解決 成果報告会」を開催し、支援プログラムの成果を広く紹介します。
1|地域の課題解決 入門講座
プロボノプロジェクトにより課題解決に取組んだ町会・自治会の活動事例紹介と、参加する町会・自治会の課題を棚卸・整理する入門講座を実施します。この講座を通じて、自らの地域課題を把握・整理し、解決に向けたイメージを具体化していきます。(令和2年7月~8月実施)
2|地域の課題解決 支援プログラム
上記1の入門講座に参加した町会・自治会のうち、希望する団体に対して、1~4か月に渡ってプロボノによる支援を実施します。町会・自治会は、課題やニーズに応じて編成されたプロボノチームによる支援を受けながら、ホームページの制作やニーズ調査など、具体的な成果物を作成することにより、地域の課題解決に取組みます。(令和2年9月中旬~令和3年1月ごろ 支援実施)
※支援を行うボランティアと支援内容等とのマッチング状況によっては、支援が行えないことがあります。
3|地域の課題解決 成果報告会
地域の課題解決を目指す町会・自治会にこの取組を活かしていただけるよう、支援先団体に呼びかけ、取組事例を紹介する総括イベントを行います。(令和3年3月ごろ開催予定)
プロボノ資料館について
プロボノプロジェクトを活用して各町会・自治会が作成した成果物を「プロボノ資料館」に掲載しています。
詳しくは下記のページをご覧ください。
→
プロボノ資料館(東京都町会・自治会活動支援ポータルサイト内)
令和元年度 地域の課題解決 支援プログラム 支援先及び支援状況一覧
1|個別支援コース
個別支援コースは、プロボノチームが主体となって、町会・自治会の課題解決につながる成果物の制作に取り組むプログラムです。
参考:令和元年度個別支援コース事例集(PDFファイル 1,340KB)
※町会・自治会名称をクリックすると、認定NPO法人サービスグラント(令和元年度業務委託先)のHPへ移動し、進捗状況がご覧いただけます。
2|伴走支援コース(情報発信講座)
伴走支援コースは、先進事例をモデルに、町会・自治会のみなさまが主体となって課題解決につながる成果物の制作に取り組んでいただくプログラムです。プロボノチームは側面から支援を実施します。
令和元年度は、「情報発信講座」及び「ニーズ調査講座」として、以下の成果物の作成に臨んでいただきます。
参考:令和元年度伴奏支援コース事例集(PDFファイル 705KB)
区市町村 |
町会・自治会名称 |
成果物 |
千代田区 |
神田駅東連合町会 |
HP |
千代田区 |
神田多町二丁目町会 |
HP |
港区 |
赤坂新町五丁目町会 |
HP |
新宿区 |
薬王寺町会 |
SNS |
大田区 |
池上徳持南町会 |
HP |
練馬区 |
羽沢町会 |
HP |
足立区 |
西新井東町会 |
HP |
練馬区 |
大泉住宅共栄会 |
パンフレット |
青梅市 |
青梅市自治会連合会第3支会大門第2自治会 |
パンフレット |
渋谷区 |
笹塚仲町会 |
ニーズ調査 |
三鷹市 |
山中親交会 |
ニーズ調査 |